いざ、50周年
この度の能登半島地震でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りすると共に、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。碧海野会では、1月に同窓生有志が輪島市へ救援物資を届けたほか、これまでに皆さまからいただいた200万円を超える義援金を輪島市にお送りしました。被災地の復興にはまだまだ時間がかかると思われますが、今後とも引き続き皆さまからのご支援を宜しくお願いいたします。
さて、安城東高校は、来年度、令和7年度にいよいよ創立50周年を迎えます。
創立50周年のテーマは、「達巻(たつまき)起こせ!東高DNA!! ~過去未来を紡げ青春時代~」です。
東高の50年の歴史のなかで、皆さん一人ひとりがそれぞれの時期に東高でご活躍し青春を謳歌されました。それら一つひとつのピースが結合し連鎖しあって東高の伝統となり、東高生のDNAを形成しています。言い換えれば、同窓生一人ひとりが東高のDNAの一部であり、この50周年は皆さん一人ひとりが主役です。是非とも、1回生から50回生までの皆さんが、それぞれの思いでこの安城東高校の50周年をお祝いし、自ら参加し、大いに楽しんでいただきたいと思います。
50周年記念事業全体については本紙表紙の通りですが、下記に同窓生が参加できるイベントについてコメントします。
まず、50周年記念誌の発行。創立当初から現在に至る、東高50年の歴史を振り返り、それを貫く伝統、そして東高生のDNAとは何か? をこの一冊に集約します。一定のご寄付をいただいた方に進呈させていただきます。
次に、50周年記念コンサート。東京フィルハーモニー交響楽団主席ヴァイオリニストの5回生宮川正雪さんと、2011年にフランツ・リスト国際ピアノコンクールで優勝した25回生の後藤正孝さんの、碧海野会が誇る二大演奏家による演奏会です。チケットは一般販売いたします。是非、ご家族お友達お誘いあわせの上お越しください。
3つ目は、碧海野秋祭り。これは、50周年を記念した同窓会総会のことで、安城東高校を会場に、校内ツアーやスタンプラリー、レクリエーション競技等を計画しています。同窓生皆で参加し、高校時代にタイムスリップして大いに楽しんでいただこうというイベントです。キッチンカーや出店、お子様向けの遊具も用意しますので是非ご家族連れでご参加ください。
4つ目が、碧海野体操・碧海野音頭の復活。一定の年齢の同窓生ならよくご存じの碧海野体操、碧海野音頭。残念ながら、現在は時代と共に自然消滅し、在校生は誰も知りません。この創作体操・創作音頭を安城東の「伝説」として復活させ、動画に残します。碧海野秋祭りで皆さん是非一緒にやってみましょう。今後は、在校生が自主的に東高祭のパフォーマンス大会等でやってもらえるようになれば嬉しいです。
そして、千枚田の稲刈りツアー。輪島市の復興は未だ厳しい状況が続いていますが、宿泊施設やインフラ等の復旧がある程度進んだ前提で、稲刈りツアーを実施したいと考えています。修学旅行で草刈りをさせられた同窓生も、そうでない同窓生も是非一度、世界農業遺産に登録された現在の千枚田の美しい景観を堪能しながら収穫の喜びを満喫していただきたいと思います。
当然ながら、これらの事業を完遂するためには資金が必要です。追って募金のお願いをさせていただきますが、この50周年、そして未来の東高のために何卒ご支援ご協力をいただければ幸いです。
この50周年を機に、同窓生同士の絆がますます広く、深く、高くなっていくことを心より祈念して、挨拶といたします。